インフレ化問題その②-
既に影響は当社にも…悩ましい問題。
実は、コロナ以前3年前と比べ全スターピル・ワックス製品の仕入れ値が40〜50%超に値上がりしています。
原材料費の上昇によるスターピルワックス製造費上昇および卸売価格の高騰と輸送コスト急騰が要因です。
例えば、以前の仕入れ値が4,000円とすると、最大6,000円にもなってます。
つまり単純計算で、業務用ハードワックス1kgのサロン販売価格10,000円だったモノを、15,000円として販売するのか…と言う事になります。
デフレ時代が長かった日本人として、これはどうでしょうか?
私自身も、かなり抵抗感を感じます。
※現状、新価格はまったく未決定です。
これまで当社では、このコロナの終焉まではと、利幅がどんどん減少していく状態であっても「様子見」としてきました…
しかし、製造関連や物流のプロフェッショナル(専門家)に話を伺うと、この状況はほぼ数年は続くと想定していて、インフレ化は、必ず全業種に及ぶ事となるはずであると言い切ります。
とても他人事ではなくなってきました。
つまり、コロナ後は世界が元通りになる事などは、完全な妄想であり、少しづつしか改善しないか、またはもう旧来から、新時代へと変わっていく事が「現実」なのだと専門家たちは語るのです。
残念ながら今後、脱毛関連商材に限らず、エステ商材全般の値上げは避けられないでしょう。
その他の産業界はどうか?
既に日本で起こっている「ステルス・インフレ」
様々な食材、例えばこれまで100gだった内容量が80gになったなど。
トイレットペーパー1ロール、100mから80m等になった。
ボックスティッシュ200組が160組等になった。
シャンプーや化粧品の内容量の減少。
日本で有名な菓子類もほぼ全てが既に内容量を減少させています。
これらが既に始まっている事は皆さんもニュース等でよく御存知だと思います。
そして、
ガソリン・軽油・灯油・電気・ガスなどのエネルギー関連の高騰は既にみなさんご存知の通りですが。
【物流のプロが告白】もうすぐ!ステルス・インフレできないモノの値上がり。
エネルギー関連のインフレ化は製造業全てに必ず影響を及ぼす。
ユニクロ、ニトリ、H&Mなど「割安感を売りにしている商品」も、全世界的に起こっている原材料の値上げと同時に起こっている輸送費用(空輸・船便共)高騰、従業員のコロナ休み等の働く人材不安定化によって、もうまもなく確実に値上がりしていくはずである。と言っています。
車や家など、多くの部品や資材で構成されるモノの値上がりは、まるで毎月の様に続くかもしれないとも。
その③は私たちサロン業に関する記述を書きます。
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